希乃(のの)

日記書いてます。たまに、曲紹介とかもしてます。

#16 最近のマガジンが熱い。

こんにちわ、希乃です。

 

最近ですね、マガジンの新連載が個人的にすごい熱いんですよ。

 

元々、マガジンに興味を持ったのはドメカノです。

 

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https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000019214

 

この作品、マガジンの先頭カラーになっているときにふと目に入りまして。

 

読んでみたら案の定面白い。

 

どハマりで1巻から出る日に書店に並んで買いに行くほどです。

 

そして、ここまできたんですけどついに終わりだそうで…。

 

さらには、1話からずっと読んでいた五等分の花嫁も最近終わりまして。

 

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https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000023177

 

最近好きな漫画がどんどん終わるんですよ。

 

悲しいったらありゃしない。なおかつ、好きな漫画も見つからない。

 

 

 

そんなとき。

 

 

出会ってしまった。

 

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https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000341183

 

元々は単行本で追う派の人間なので、最初は知りませんでした。

 

いつも通り、単行本を買った時のチラシ。

 

興味しかなかった。

 

周りの書店には売っておらず、自粛期間にしまっていた近くのイオンが開くと聞き、朝一で向かいなんとか購入。

 

4店舗回る価値がある作品だった。

 

さらにもう一冊。

 

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https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000342179

 

こちらもカッコウの許嫁同様に単行本のチラシから。

 

設定がまず面白い。

 

彼女に二股させてくれって…。

 

しかも、重くないのがさらに面白い。

 

この二冊、今後も買い続けます。

 

皆さんも是非、表紙下のURLから試し読みができますのでお読みください。

 

ではまた。

 

#15 やはり嵐はイケメンだった。

こんばんわ、希乃です。

 

 

まずはこれを見て欲しい。

 

ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 「untitled」のライブ映像であるが、

 

年長の大野智は1980年生まれの39歳。

 

最年少の二宮和也は1983年生まれの36歳。

 

そう、全員アラフォーなのである。

 

嵐がデビューしたのは1999年であり、1999年生まれの僕と同い年。

 

もう20年もアイドルやってんの?

 

 

これがデビュー曲の「A・RA・SHI」のMVであるが、

 

若いと言うよりも幼い。

 

 

これは2010年に発売された「Monster」であるが、知っている人も多いだろう。映画化もされたほどの大人気ドラマ「怪物くん」の主題歌である。

 

10年前でもめちゃくちゃイケメンだな。

 

ちなみにこの頃、僕の嵐全盛期でもあったわけであるがジャニーズに入りたいとちょっと考えちゃったりもしていた。

 

小学生の僕でもカッコイイと思うなんて、さては僕が認識しているアイドル史上、一番カッコイイのではないか。

 

実際、去年の11月に嵐のライブに行ったが、あまりの迫力に圧倒されたのも覚えている。

 

オタクとして行った訳では無いのに、嵐の作る世界観に一瞬で引き込まれてしまったのを覚えている。

 

年齢を感じさせない圧巻のパフォーマンスと、手の込んだ演出には少人数だからこそできる演出であって、坂道グループとは正反対の世界観だった。

 

正直に言おう、

 

惚れた。

 

あれは男の俺でも落ちるわ。

 

20年たって、より若とかっこよさが混ざった男の憧れのような存在になりつつある。

 

年老いても、こんなイケメンでいたいなと思う希乃なのでした。

 

ではまた。

 

 

 

#14 希乃が選ぶアニメの女キャラトップ5

はいこんばんわ、希乃でございます。

 

ただいまレポートが行き詰まってしまったので、ブログ更新していこうかなと思います。

 

今回はタイトルにもある通り、僕が独断と偏見で選ぶアニメの女キャラトップ5をランキング形式で発表したいと思います。完全なまでに個人的な意見ですので、批判などはやめていただけたらなと思います。

 

なお、写真は掲載していませんが僕が選んだ理由はルックスだけでなく内面も評価しています。

 

そのため、ルックスの評価しかできない写真ではなく、実際にアニメやYouTubeなどの動画を通して見ていただきたいと思っています。なので、画像などは一切使用はしませんがご容赦願います。

 

それでは始めていいきますが、まずは第5位…

 

Re:ゼロから始める異世界生活 

「レム」

 

大人気アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」のレムが第5位です。

 

とりあえず可愛いに尽きるよね。

 

ルックスから大好きなんですけど、それだけで言ったら双子のラムと髪色が違うだけなんですよね。

 

レムのいい所は主人公であるスバルのことを信用しきっているところなんですよね。1期の15話を例としてあげると、囚われたスバルを助けるために自分の命を犠牲にしてまで助けるんです。

 

どんなにボロボロになっても、どんなにしんどい状況でも、スバルを助けようとするその忠誠心にもうイチコロですよ。

 

そして、アニメ1期の18話。あれはもう感動ですよ。

 

泣きました。

 

言葉じゃ表せないです。

 

ただひたすらに可愛い。それしか言えない。

 

続いて、第4位…

 

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 

ヘスティア

 

はい、ヘスティアさまです。第4位でございます。

 

この方神様なんですけど、ひたすらに馬鹿で真っ直ぐなんですよ。

 

主人公であるベル君の事を煽られて直ぐに怒ったりするベル君大好きな神様なんですけど、新しい武器を作って欲しいと頼み込み、お金も自分が働いて返そうとするその真っ直ぐな想いってかっこいいですよね。

 

そして、第5位のレムと同様

 

声優が水瀬いのりさん!!

 

この時点で、もう可愛い。尊い。バカだけど、ベル君のことを真っ直ぐに思い続けるヘスティアさまが僕はもう大好きですよ、はい。

 

1度でいいからベル君に生まれ変わってヘスティア様と共同生活を送ってみたいものです…。

 

 

 

はい、愛が溢れて止まらないので次に行きましょう。

 

第3位…

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 

一色いろは

 

俺がいるより堂々登場のいろはさんが第3位でございます。

 

いやぁ〜、この子ね。あざといんですよ。

 

うん、可愛い。

 

あざといとわかっているのに可愛いんですよ。

 

好きな人に告白して振られた帰り道、電車で主人公である比企谷八幡と2人きりになるシーンがあるんですよね。

 

いつもとは違う彼女のギャップと素の彼女の感情に思わずドキッとしてしまった。

 

耳元で

 

「責任、とってくださいね。」

 

喜んでとらせていただきます。だから言ってくだs…

 

すいません、話が逸れましたね。

 

とりあえず、このシーンでもう僕の中の株が急上昇ですよ。あのシーンは強すぎた。

 

ということで、一色いろはが第3位でした。

 

 

気づけば、もう3人の紹介が終わり、残りはあと2人です。

 

そして、続く第2位は…

 

この素晴らしい世界に祝福を

めぐみん

 

めぐみんが惜しくも2位でございます。彼女もね、第4位で紹介したヘスティア様と同様に馬鹿です。

 

でも、そこが愛らしいですよね。

 

さらに、そこへ高橋李依さんが声優を務める…

 

神。

 

もう愛さざるを得ない存在だ。

 

断じてロリコンではない。断言させてもらいます。

 

でも、めぐみんは可愛いんだわ。

 

かずまに煽てられてすぐ調子に乗る姿も、かずまのスティールでパンツを取られた時の恥ずかしそうな姿も

 

全て可愛い。めぐみんは正義。

 

僕も爆裂魔法を撃って動けなくなっためぐみんをおんぶして運びたいものですよね。おっと、理由は聞いては言けませんよ?

 

はい、ということで第2位はめぐみんでした。

 

ここまで大人気アニメの面子が並んでいましたが、栄えある1位は当然あの方ですよね?

 

第1位…

 

ココロコネクト

「稲葉姫子」

 

いやぁ、もうね、終盤の追い上げやばいよね。

 

最初は彼女枠昇格なんて雰囲気一切なかったのに気づいたら好きオーラ全開。

 

何よりも、強がって平然なフリして告白した後に1人になったら恥ずかしすぎて悶えてるシーン。

 

いや、可愛いかよ。

 

あれは反則だ。気の強い設定の子にあれをやらせたらあかん。

 

危うく、出血多量で死ぬところだったんだからな。

 

しかも、最後には無事恋が実って一緒にデートするシーン。

 

製作者に殺されるかと思った。

 

可愛すぎんだろおい。深夜なのに叫んだわ。あんなの見せられたらテンション爆上がりですよ。

 

あんなシーンを作ってしまった製作者陣許さんぞ…。

 

一生稲葉姫子推すからな。

 

というわけで、整理しますと

 

第5位 レム

第4位 ヘスティア

第3位 一色いろは

第2位 めぐみん

第1位 稲葉姫子  

 

という、結果でございます。

 

いやぁ、決めづらいよ。

 

他にもまだまだ沢山いるもん。機会があったら番外編やろうかなって考えるレベルですもん。

 

ということで、いかがだったでしょうか?

 

気になるキャラがいる方はぜひ見てみてください。

 

テンションが上がりすぎて言葉遣いがめちゃくちゃな希乃でした。

 

それではまた!!

 

#13 服買うのって楽しいのに食品買うの面倒って思うのは僕だけでしょうか?

僕最近そうなんですけど、食品買うのが面倒すぎてスーパー行かないんですよね。

 

いつもコンビニ立ち寄ってちょっと買う生活してますけど、食費が高くなるばかりで…

 

そうは言っても家から近くのスーパーまでは坂道を徒歩10分程度ということで行くことがまずしんどい。

 

さらに、僕の自転車はクロスバイクなのでカゴがないんですよ。

 

はい、また行くのがしんどい。

 

ということで、しばらくはコンビニが続きそうですね。

 

 

懐が寂しくなっていく一方の希乃です。

 

今日はお久しぶりの曲紹介をしたいと思います。

 

前から1週間?くらい空いていたと思いますが、今週末あげようと思っている題材を紹介していきたいと思います。

 

今回紹介するのは、

 

春奈るなさんの「Glory days」

 

という曲です。

 

この曲は、劇場版「冴えない彼女の育てかたfine」という映画の主題歌として使われていた曲です。

 

いつものようにリンクを置いておきますね。

 

 

 

 

 

https://youtu.be/JC_V91Gsy58

 

この曲はこの作品のメインヒロインである「加藤恵」の心境が歌われているような曲だと思います。

 

あたりざわりのない日常をすごしていた「加藤恵」が主人公である「安芸倫也」という男によって、今までの日常が変わっていくんですよね。

 

エロゲーのメインヒロイン役だった彼女が安芸倫也を始めとする色んな人と関わることによって作品のメインヒロインとして覚醒していくってだけでももう…

 

素晴らしすぎる。

 

そんな彼女が、今まで過ごしてきた日常を振り返りつつも彼への想いを歌っているような歌詞がとても大好きなんですよね。

 

はい、加藤恵は神。

 

いや、お前ただのアニオタやないかいと思う方もいるでしょう。

 

そうだよ!何が悪い!

 

すいません、勝手にテンションが上がってしまいました。

 

曲のことに話を戻しますね。

 

この曲の歌詞の1部に

 

「また明日」って手を振る

当たり前が変わっても

諦めたくない運命を見つけたよ

私らしくないけど

 

という部分があるんですね。

 

作中で散々冴えていないだとか、投げやりな態度とか言われていた彼女がみんなと関わっていく中で本当の自分を見つけ出すって最高じゃないですか。

 

2番のサビでは

 

大好きだと 言葉にするのが怖くて

重ねた手に込めた

あぁ もっともっと知りたいよ

 

と、関係が崩れることを恐れるように思っているのに対して、それでも諦めたくないというような強い意志が感じられるんですよね。

 

エロゲーの中じゃなくて、1人の「メインヒロイン」としての彼女が歌われている本当にいい曲だと思います。

 

この作品、アニメでも2期まで放送されていまして小説のだいたい前半部分がアニメとして放映されています。

 

ぜひそれだけでもいいから見てもらいたい。

 

別に小説を読めだとかそういうことは言いません。

 

アニメだけは見て欲しい、、、

 

アニメだけでもこの作品の素晴らしさが伝わるかと思います。

 

もし、アニメを見て「これ面白い!」ってなった方は小説をお買い求めていただけるといいかと思います。

 

最終巻なんて涙ですよ。

 

小説のはずなのに頭の中に登場人物の姿が浮かんできてはっきりとその描写が思い浮かぶんですもん。

 

寝る間も惜しんで読みました。

 

結局、テンション上がりすぎて寝れなかったことを覚えてます。

 

そう、実際書いている今でも思い出しただけでテンション上がって寝れません。

 

ここまで熱くなれる作品は僕自身、「SKETDANCE」に続いて2作目です。

 

曲だけでももちろん素敵ですが、原作を知ってから聞くと永遠ループ不可避ですのでぜひ!!!

 

本日はこの辺で終わりにしようかと思います!

 

以上!!

 

冴えない彼女の育てかた」の主人公である安芸倫也が乗り移ってしまった希乃でした!!

 

ではまた!!

 

 

 

#12 動画投稿始めようか真剣に悩んでます、はい。

 

こんばんわ、希乃です。

 

タイトル見て「?」となった人もいるでしょう。

 

マジです

 

本気で考えてます、はい。

 

理由を言うと、就活したくないだけです。

 

僕自身、ある程度の労働とそれに相当する給与が貰えればいいかなって思ってる超平凡人間なんですけども、

 

純粋に就活が面倒くさいんです。

 

その時に思いついたのが、

 

YouTubeでワンチャン狙うか?

 

っていうくそ浅はかな考えです。

 

なんだろう、奨学金まで借りて大学通ってるのにくそ親不孝者でしかない気がする。(その通り)

 

でも、好きなことをして生活できるってとても素敵ですよね。

 

僕が好きなゲームの動画を発信することで沢山の方が見て貰えるのならばやりがいもありますし、努力も惜しまないと思うんですよね。

 

…まあ、例えばの話なんですけど。

 

実際、本気で悩んでいる部分もあるので要検討という感じですね。

 

このブログに関しても、自身の文章能力向上のために始めた部分もあるので、挑戦してみたいなとは思っています。

 

決まったら、ここでまた報告したいと思います。(笑)

 

ではまた。

#11 久しぶりの2時間

こんばんわ、希乃です。

 

今回も例のごとくバイトの休憩中に書いています。

 

この時間に書くのが1番捗るとは言いませんけど、やる気だけがある時間にやることが増えたのでいつもよりは書きやすいなって感じてます。

 

いや、普段もやる気出せよって話なんですけどね。

 

 

 

はい、ということで本編に入りますけども。

 

久しぶりの2時間

 

というタイトルから始まっているのですが、何が久しぶりなのかって言うとカラオケとテニスのことです。

 

例のウィルスの影響でカラオケは閉鎖され、テニスコートも使用禁止ということで僕の大切な生活習慣の1部でもあったものが封印されていたのですが…

 

なんと、6月に入り久しぶりに両方することが出来ました!

 

久しぶりってことで、疲れはあるんですけどそれ以上にやっぱり楽しいですよね。

 

同時に、普段通りの生活を送る事ができるということ自体がとても素晴らしいとも感じました。

 

人生何があって、どうなるかなんてわからないですから、どんなことも楽しんで生きて生きたいですね。(クサいこと言うな)

 

と、いうことで今日は以上になります。

 

相変わらず文章が上達しない希乃なのでした。

 

ではまた。

 

 

♭2 手紙

こんばんわ、希乃です。

 

以前からあげるあげる詐欺のように言っていた作品を今から公開しようと思います。

 

次作については、早ければ今週末、遅くても来週末にはとうこうしますので、良ければよろしくお願いします。

 

 

さて、今回の作品の元になった曲は「1行だけのエアメール」という、欅坂46さんの曲です。

 

曲に興味を持っていただけたならそれで満足ではあるのですが、もし良ければ読んでいただけると嬉しいです。

 

では、どうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

「元気ですか…?」

 

たった一言から始まった手紙。送り主の名は「空木美桜」。大学時代の数少ない知り合いであり、離ればなれになって4年も経つというのに未だに好意を抱いている女性でもある。彼女から手紙が来ることは何度かあったが、何度もらってもなれないものである。どうやら彼女は僕の知らない土地で今も元気に生活しているらしい。一緒に同封されていた海岸沿いで撮った写真には、僕と彼女の笑顔が綺麗に映し出されていた。

 

「楽しかったな…。」

 

彼女との思い出が次から次にあふれ出していく。その思い出は僕の大学生活を色づけていて、地味で根暗だった僕にとっては人生で一番楽しい時間だったと言ってもいいほどだった。

 

手紙の線の上に丸く書かれた文字はとても懐かしく、彼女によくノートを写させてもらった事を思い出した。彼女を使って自分は楽していたのかと言われると否定は出来ないのだが、理由はあった。母子家庭で育った僕は、高校を卒業すると同時に就職する予定だった。しかし、母の後押しによって大学に入学、その後は母を少しでも楽させてあげようとバイトばかりの生活をしていたのである。もちろん、奨学金も借りてはいるがそれでも母への負担は大きかった。学業を疎かにすることは申し訳ないと感じている部分もあった。でも、それ以上に僕をここまで育ててくれた母のことが大切だったのである。

 

彼女はその事情を知っていた数少ない1人、いや、唯一と言ってもいい人だった。他の人にも話したことはあるが、事情を知ると遊びに誘いにくいこともあったのか、徐々に距離を置かれた。その中でも彼女だけは僕に優しく接してくれた。彼女がどんな感情を抱いていたのかは知らない。ただ、上辺だけであったとしても僕にとってはそれがうれしかったのである。

 

写真の話に戻るが、これはゼミ旅行の時にとられた写真である。最初は参加するつもりは無かったものの、大学の想い出がないのは可哀想だと思った美桜に半強制的に連れて行かれた。あまり乗り気では無かったのだが、参加してみると楽しいものであっという間の旅行だった。そして、最後の想い出に一緒に撮ろうと言われ、撮ったのがこの写真である。好きな人と一緒に撮ることが出来た唯一の写真。だから、この写真が僕にとっては一番大切で1番想い出深い写真でもあった。

 

「僕が気持ちを伝えていたらどうなっていたのだろうか。」そう考えることが彼女と別れてから何度かあった。例えば、僕が君に気持ちを伝えることが出来たなら、楽しい時間を共有することが出来たのだろうか。それとも、一生連絡を取ること無く人生を過ごして行くのだろうか。答えなんて出るはずもないのに、考えてしまう。こんなに時間が流れても変わっていない関係。ここで僕が君に返事をしたならば、今の関係は変わってしまうのかもしれない。

 

「出来ることなら会いたい。会って気持ちを伝えたい。」

 

そう思って、筆を執る事もしばしばあった。でも、どんな風にどんな言葉で君に気持ちを伝えればいいのだろうか。そう考えるうちに、時間だけが過ぎていった。結局、一通も書き上げることはおろか、書き始めることすらも出来なかった。自分の臆病さに腹が立つ。なぜ、あのときチャンスはあったのに気持ちを伝えなかったのか。なぜ、君への気持ちから逃げていたのだろうか。そうだ。きっと僕は彼女には向いていないんだ。彼女が幸せでいてくれればそれでいい。そう考えた僕は筆を執る事をやめた。

 

この手紙が届いているうちは彼女も僕の事を覚えてくれている。僕の思いが報われないとしても、僕だけは彼女のことを好きでいよう。そう思ったのである。


僕は改めて手紙を読み返す。見慣れた丸い文字がとても愛おしく感じる。

 

「僕なら、元気にやってるよ。」

 

小さな声で一言、天井を見上げつぶやいた。

手紙の文字は小さな水滴でインクが滲んでいた。